まずは最小構成でvueを動かそう

まずはほぼ最小構成でvueを動かしてみましょう!

準備

Vueはjsファイルに書いていきます。もちろん、読み込んだり表示するためのhtmlも必要です。

HTML

読み込むためのコードと、vueで表示したい内容を表示するための部分を作成します。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">

    <!-- CDNやダウンロードでvueを利用する場合のみ必要 -->
    <script src="https://unpkg.com/vue@next"></script>
    
    <!-- webpackなどでビルドする場合 -->
    <script src="app.js"></script>
    
    <title>Document</title>
</head>
<body>
    <!-- vueで制御する領域 -->
    <div id="app">
        {{text}}
    </div>
</body>
</html>

次に、jsファイルを用意しましょう。

js

ファイル名はapp.jsとします。前回の記事を参考にwebpackでビルドする場合はsrc/app.jsに配置してください。

import * as Vue from "vue"; // npmから導入したときのみ必要

const app = Vue.createApp({
    data() {
        return {
            text: "Hello, Vue World!!"
        }
    }
});

document.addEventListener("DOMContentLoaded", () => {
    // vueで制御する対象となる場所を指定
    app.mount("#app");
});

ビルドする場合は、npm run watchして保存のたびにコンパイルできるようにしましょう。

さて、いよいよHTMLを開いて表示してみます。

See the Pen Untitled by Totori (@souki202) on CodePen.

となっていれば成功です!

mount

上の例の通り、createAppしただけでは表示されません。createAppしてcreateしたものは、どこに適用するのかを指定する必要があります。

vueのmount

Vueは、適用した範囲以外にVueの構文を使っても認識しないので注意しましょう。

まとめ

Vue.jsはとてもシンプルです。HTML側に特定の構文で文字を書くことで、vueの値を適用できます。

次はvueの値を使ってHTMLに表示する方法を見ていきましょう。

vue hello world thumb

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